千倉という街
先日、千倉という街に数日滞在する機会がありました。
そこで、今回はこの千倉という街について紹介します。
千倉に滞在して感じたこと
私が千倉に滞在し、散策してみて感じた千倉という街の印象は、いわゆる「港町」というものです。
海沿いを歩いていると漁港もあり、港町特有の磯の匂いも漂ってきて、それがなぜか心地よく感じてしまいました。
また、気候も良くのどかで、とてもゆっくりとした空気を感じ取ることもできます。
暖かい地域特有の南国っぽさというものはなく、いわゆる日本の漁村というのが、私が肌で感じた千倉という街です。
海辺の砂浜に行くと、平日でも多くのサーファーで混んでいて、
所々にサーフィンのスポットが見られるのも千倉の街の特徴です。
それに、長く伸びた海岸沿いの砂浜には、休日になると多くの海水浴客が訪れていて、
千倉という街がいかに海を中心に人が集まってくる街かが分かります。
千倉で食べた海鮮丼は最高でした!
千倉の一番良いところは?と聞かれると、
やはり、海があり港があれば、食が上手い!海の幸が上手い!ところです。
Google検索してみるといくつかのお店が見つかり、そのいくつかに訪れてみましたが、
私の一番のおすすめは「浜の郷(はまのごう)」というお店です。
私が千倉に滞在していた時に泊まっていたのは、ADDressというサービスの拠点「千倉A邸」で、
そこからだと距離にして約2.5キロ、徒歩だと30分以上も掛かる場所です。
その距離を歩くのはさすがに辛かったので、家守さん(ADDressでは各拠点を管理されている方を家守と呼びます)に自転車を借り、
暑い中と言うほど暑くもなかったですが、ひたすらペダルを回すこと15分、ようやく到着です。
注文したのは、「浜んご丼」、いわゆる海鮮丼というやつです。
と、サザエのお刺身もです。
新鮮なネタがたくさん乗っていて、海鮮大好きな人間には溜りません。
「浜んご丼」は1,800円(税抜き)もしたので昼から少し贅沢しましたが、その分は頑張って働いて稼ぎます!
他にも、鯨料理や天丼なども有名らしいです。
私は人生で一度も鯨を食べたことがないので味を想像できないのですが、鯨好きの方って本当に好きですね!
因みに、一番人気は大漁丼(1,480円)、予約不可・先着順の1日20食限定メニューらしいです。
高家神社は女子力アップの神社です!
「千倉のおすすめの観光スポットは?」はというと、正直、そこまで多くはないです。
寺社仏閣もそこそこありますが、観光スポットというには、少し物足りない感じがしました。
が、高家神社(たかべじんじゃ)は別です。
私個人が神社好きということもあり、以前から一度行ってみたいと思っていた神社です。
こちらの真っすぐに伸びた参道を進んでいきます。
こちらが、高家神社の拝殿です。
※拝殿とは、お参りするために作られたところで、お賽銭箱などが置かれている場所です。
本殿は、この拝殿の奥にあります。
しっかりと手入れの行き届いた藁葺き屋根が美しい社殿です。
この拝殿を見ることができただけでも、大満足です!
あと、拝殿から振り向いて見る参道も、真っすぐと一直線に伸びていて、おすすめの写真ビューです。
因みに、高家神社は、日本で唯一、料理の神様をお祀りしている神社です。
磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)というお名前の神様で、お参りすることで料理が上手くなると言われています。
↓
で、「料理が上手くなる=女子力アップ」ということで、恋愛成就のご利益も期待できそうです。
他にもいくつかの観光スポットはありましたが、
個人的な感想としては、是が非でも行っておきたいというものではなかったです。
もし、千倉に滞在して観光したいのであれば、
少し電車で移動して、鋸山(のこぎりやま)や大福寺(崖観音)に行かれることをおすすめします。
特に、鋸山は標高が約300mほどとそこまで高くはないのですが、
雄大な自然の驚異を感じられる素晴らしいスポットです。
まとめ
千倉に滞在してみて、千倉という街はとてものんびりとしたいい街です。
温泉宿や民宿なども多いので、ただただゆっくり過ごしたいという方におすすめです。
また、港町というだけあり、海の幸は絶品です。
あと、暖かい気候ということもあり、果物も美味しいです。
※千倉に限らず、房総の果物はどれも美味しいですが。
ゆっくり温泉につかりながら、美味しいもの食べて、癒されたいという方におすすめの暖かい街でした!